周囲の支えで担当できるようになったヨガ~トレーナー山本ができたわけ(13)

いつもお世話になっております。

 

 

南相馬市を中心に活動しております、

 

 

studio firmusの山本です。

 

 

◎1つ前のブログはこちらからご覧ください◎機械の使い方を教えるだけがトレーナーの仕事じゃない~トレーナー山本ができたわけ(12)

 

 

いろいろな能力や指導力が求められるフィットネスクラブのトレーナーですが、

 

 

もちろん最初からできるわけはありません。

 

 

僕が一番苦労したものが、実は『ヨガ』のグループレッスンだったんです。

 

スタジオでヨガのグループレッスンを担当することになったのですが・・

 

 

それまで一度もヨガを、教えたことはもちろん、自分がヨガを体験したこともなかったんです。

 

 

ヨガは『体が柔らかくないとできないもの』、そんなイメージでいっぱいでした。

 

 

そして僕は決して体が柔らかくはなかったんです(汗)

 

 

そこで毎日ストレッチしたり、ヨガのポーズの練習に取り組んでいきました。

 

 

すると少しずつ体が柔らかくなっていったんです。

 

 

先輩からも「すごい頑張ってるじゃん!柔らかくなってきてるのもわかるよ!」と

 

 

声をかけてもらえるぐらいに、成果は出ていたんです。

 

 

でも、ヨガのポーズをきれいに見せられるほど柔らかくはなかなかなりませんでした。

 

 

ある日、僕は上司に訴えました。

 

 

自分がきれいに見せられないのに、お客様の前に立てないと思っていること

 

 

もちろん、できるようになるために努力はしてきたこと。

 

 

それでも、期日までにきれいにできるようにはなりそうもないこと。

 

 

自分のやってきたこと、思っていることを伝えました。

 

 

上司も、僕が努力をしているのはわかってくださっていたようで、

 

 

僕が自信をもってお客様の前に立てるようになるまで待ってくれる、とのことでした。

 

 

あの時は、『自分ができないものや信じていないものを指導すること』は指導者としてありえない、と思っていました。

 

 

なにより、『自分ができない』ということがめちゃくちゃ悔しかったんです。

 

 

それは今でも同じ考えでいます。

 

 

相手に伝える以上、自分が実践して、納得しているものを伝えることが、

 

 

指導者・トレーナーとして当たり前の姿です。

 

 

しかし、今考えると、あの時は会社や組織で働くということをよくわかってませんでしたね。

 

 

上司は僕のわがままを受け入れてくれたけど、普通だったらあり得ないことかもしれません。

 

 

そもそも期日までに間に合わせられなかった時点でアウトですよね。

 

 

本当に上司や先輩など、周囲の方々に助けてもらって、かばっていただいていたと思います。

 

 

そんな状況でしたが、自分で努力したり、先輩からアドバイスをいただいたりして、

 

 

無事にヨガのレッスンを担当することができました。

 

 

そしてそこから少しずつヨガの魅力にはまっていきます(笑)

 

 

このように、一口にトレーニング指導といっても様々な種類があるんだと、

 

 

改めて自分自身で認識できる出来事が様々ありました。

 

 

それも、あの時僕の考えを受け入れたり、かばっていただいたりしてくださった上司や

 

 

励まし続けていただいた先輩方、アドバイスをくださった先生方がいらっしゃったからです。

 

 

やはりそのみなさんは、自らがそれぞれのトレーニングの実践者であり、

 

 

探求者であったように感じています。

 

 

そんなみなさんのそばで学ばせていただいていたからこそ、

 

 

指導者は実践者であり続けることが必須だと確信できました。

 

 

だから僕は、これまでも、これからも自分の伝えていきたいことを、研究し、実践し続けていこうと思います。

 

 

僕の指導の世界が広がった出来事が、まだまだあります。

 

 

また少しずつそれをブログに書かせていただきますね。

 

 

◎1つ次のブログはこちらからご覧ください◎プールでの大きな大きな出会い~トレーナー山本ができたわけ(14)

 

 

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