今の指導スタイルの原点~トレーナー山本ができたわけ(5)

いつもお世話になっております。

 

 

南相馬市を中心に活動しております、

 

 

studio firmusの山本です。

 

 

◎ひとつ前のブログはこちらからお読みください◎トレーナーのやりがいと責任を初めて感じた瞬間~トレーナー山本ができたわけ(4)

 

 

前回ブログに書かせていただいたように、実習を通じて、学校の授業とはまた違う

 

 

トレーナーとしての経験を積んでいきました。

 

 

その中で今の僕の指導スタイルの根底にある考えができていきます。

 

 

それが『選手のパフォーマンスを上げるだけじゃなく、下げないようにすること』です。

 

 

トレーニングを通じて選手のパフォーマンスをあげるためのサポートをすること。

 

 

そして、ケガなどで試合や練習に参加できない選手を少しでも早くチームに戻すこと。

 

 

これら2つがトレーナーの大きな役割だと思っていました。

 

 

しかし、それだけではなく、『選手がいつでも最高のパフォーマンスを発揮できる体の状態に整えること』

 

 

トレーナーの重大な役割だと感じ、そのために何をするのかがめちゃくちゃ大切だと知ります。

 

選手たちは試合に出て活躍したい、そのために日頃から練習に取り組んでいます。

 

 

つまり、自分から『試合や練習に参加できない』なんてことはほとんど言いません。

 

 

例えば、体のどこかが痛かったり、違和感があったとしても、それを外れるための理由とは思いませんし、

 

 

思ったとしても『まだ大丈夫・・!』と言い出しません。

 

 

でも痛みや違和感を感じている時点で、本来のパフォーマンスを発揮することはできませんよね

 

 

さらにそれをごまかしてしまうことで、もっともっとひどい痛みに変わってしまい、

 

 

結果としてプレー続行ができない状態になることだってあります。

 

 

自分がプレーしていたことを振り返ってみてももそうでした(笑)

 

 

試合や練習に参加できないと、『レギュラーから外れるんじゃないか』と不安でしたし、

 

 

多少の痛みや違和感ならばれないように装ってましたね。

 

 

実際はバレバレだったかもしれませんが・・(笑)

 

 

でもトレーナーとしては、選手が慢性的な痛みや疲労を感じる前に、それをどう防ぐのか、

 

 

いかにケガをさせないようにするか、それがすごく大切だと感じました。

 

 

選手が疲労骨折で、チームの練習から長期にわたって離脱しなければならなくなった時の

 

 

申し訳なく思っているような、悔しさをにじませているような、複雑な表情を見ました。

 

 

その時に、僕自身がケガによって、チームメイトと同じ時間を過ごせなくなり、

 

 

自分の居場所がなくなったようで、すごく虚しく感じたことが思い返されたのを覚えています。

 

その時に、まずは痛みや違和感を感じないで動ける体の状態に整え、ケガや障害を起きないようにすること

 

 

それがいかに重要かを、身に染みて実感させれました。

 

 

そして、現場で学んだこの考え方が、今のトレーナー活動にもつながっています。

 

 

肩こりや腰痛があったり、疲れがたまっている状態は、決して健康とはいわないと思います。

 

 

そんな状態では、ご自身が心からやりたいことができないと思うからです。

 

 

例えば、家庭を大切にしたいから休日は家族サービスをする、と決めていても

 

 

休日は仕事の疲れをとるために寝てばかりになってしまう・・

 

 

例えば、観光地を回ることが好きだから旅行をもっとしたい、と思っていても、

 

 

腰が痛いから長時間の移動は無理・・

 

 

まずは体が健康でなければ、自分が思い描いていることの実現って、できないのではないでしょうか?

 

僕が、今このように考えながらトレーニング活動を行っている原点は、

 

 

まず間違いなくこの時に培われたと思っています。

 

 

本当にこの学生時代は学ぶことが多かったです。

 

 

はじめは『トレーナーって何となくかっこいいし、スポーツ業界に入れたらいいな』から

 

 

『トレーナーっていう職業はすごい、なりたい』と変化していきましたからね。

 

 

でもその一方でトレーナー業界の現実も少しずつ見えてきます。

 

 

それはまた次回に書かせていただきますね。

 

 

◎1つ次のブログはこちらからご覧ください◎就職活動と恩師の言葉~トレーナー山本ができたわけ(6)

 

 

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