いつもお世話になっております。
南相馬市を中心に活動しております、
studio firmusの山本です。
☆柔軟性や筋力が低下してもすぐに気づけない理由
人が日常生活で体を動かすときは、どこかの関節を単独で動かしているわけではありません。
例えば、『歩く』という動作を行うとき、
体のどんな関節が動いているかわかりますか?
股関節や膝はもちろん、足首や足の指、背骨や肩甲骨、鎖骨までもが動いています。
それだけたくさんの骨や関節、またそこに付着している筋肉が一緒に活動して、
『歩く』という動作が行われているのです。
では仮にどこかの関節、どこかの筋肉の1つが不具合を起こしているとします。
本来は100動く必要がある関節が90しか動かない、100の力を出さなければならない筋肉が90しか力が出ない、
そうなるとどうでしょうか・・
おそらく『すぐには何も起こらないです。』
きっとこれまで通り、『歩く』事には支障は出ないと思います。
なぜならほかのたくさんの骨・関節・筋肉が代わりに頑張ってくれるからです。
だから自分自身では何も気づけない。
本当はもっと動く関節が動かない、力を出せる筋肉が力を出せていない、
そういうことには気づけません。
しかし、長期間その状態が続いたらどうでしょうか。
筋力の衰えははっきりと『歩く』動作へ影響しはじめ、
骨や関節の変形を招きます。
関節そのものが固まってしまい、全く動かせなくなってしまう場合もあるんです。
だからそうなる前に、100動く関節は100動かせる状態に、
100力を出さねければならない筋肉は100力を出せるようにし続ける必要があります。
生活が便利で豊かになった反面、自分の体をめいいっぱい動かす機会は減少しました。
だからその分、運動・トレーニングという形で自分で体を動かすしかないと僕は思います。
柔軟性や筋力の低下は、自分ではわからないほど少しずつ、日常生活の動作を行いずらくするだけでなく、
脳や自律神経系、血管やメンタル面など多岐にわたって影響するものです(汗)
今、そしてこれからの毎日をご自身が望むように送るためにも
自分自身で体を動かすことは必須なのではないでしょうか。
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