いつもお世話になっております。
南相馬市を中心に活動しております、
studio firmusの山本です。
☆『トレーニング』=『活動量を増やす』ではありません。
「今週はたくさん動いたから、宿題のトレーニングはあまりしませんでした」と
クライアントの方がおっしゃることがあります。
すかさず、「トレーニングしてください!!」と僕はお伝えしています(笑)
なぜなら、宿題のトレーニングの目的は活動量を増やすことではないからです。
『体を動かすこと』にはいろいろな要素があります。
大きく分けると、
①行動を起こすための力(例えば筋力など)
②行動を持続するための力(例えば心配持久力など)
③行動を調整するための力(例えば柔軟性や敏捷性など)、です。
活動量を増やすということは、②の『行動を持続するための力』を強化するということであり、
①や③の『行動を起こす力・行動を調整するための力』の強化にはなりません。
そして、僕がクライアントの皆さんに行っていただく宿題トレーニングの多くは
①や③のトレーニングがほとんどだからです。
もちろん、『階段を上り下りしても息切れしないようにしたい』
『ストレス解消や気分転換のために運動したい』という方には
活動量を増やすようにお伝えすることもあります。
しかし、『猫背が気になるから、きれいな姿勢になりたい』や
『腰痛になりやすいから、腰痛をおこしにくい体になりたい』などは
①や③の要素のほうが重要になることが多いと感じています。
つまり、ご自身が運動・トレーニングを行う目的が何であるのか、で
必要な運動・トレーニングが変わるので、
一概に活動量を増やせばいい、ということではないのです。
運動してるんだけど、なかなか思うような効果が出ないな・・という方は
運動の選択が目的に対してずれているかもしれませんので、お気を付けくださいね。
ということで、クライアントの皆さん、宿題のトレーニングは必ず行ってください!!(笑)
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