一般的にボディラインを引き締めたいなら筋力トレーニングを行おう!
ヒザ痛の予防改善には筋力をつけましょう!などなど・・・
○○すれば効果が出る、と言われてしまいがちなのものが運動です。
しかし、同じように○○という運動を実践していも運動効果が出ていている方と、
思うように運動効果が出ない方がいらっしゃいます。
それはなぜでしょうか?
この記事では、運動で効果が出やすい方はどのような身体の状態になっているのかをお伝えします。
ご自身の身体の状態とぜひ比べてみてくださいね~
①重心の位置
さて、まずはあなたの身体の重心がどこにあるのか感じてみましょう。
両足で床に立ったときに、足裏のどこに一番体重がかかっていますか?
実はヒトの場合おおよそ6:4でやや踵寄りに体重がかかっています。
また左右の足には均等に、足の内側・外側にも均等に体重がかかっているのが望ましいです。
この位置が前後左右内外に少しずれるだけでも、骨の位置や筋肉の長さが変化してしまい、
関節が上手に動かなくなってしまうんですね。
つまり、重心の位置がずれるているだけで、
自分が思っている以上に運動動作・トレーニング動作が不適切な動作になってしまうんです。
動画や書籍などで『○○という筋力トレーニングは××という筋肉を鍛えるのに効果的』と書いてあっても、
その××という筋肉に適切に負荷がかかっていない場合があります。
するともちろん、その運動は効果的な運動ではなくなってしまっていますよね。
重心の位置に偏りがあると感じた方は、まず重心の位置を整えるための運動から始めると
今実践されている運動でも効果がグッと出やすくなりますよ( `ー´)ノ
②皮膚や筋膜の状態
皮膚って全身に一枚しかないって、ご存じでしたか?
ヒトの体は皮膚をはじめ、幾重もの筋膜や骨膜といった膜で何重にもくるまれています。
バウムクーヘンを想像するとわかりやすいですね。
そして、ヒトの体はそれぞれの膜が互いにずれることで動くことができるんです!
つまり皮膚や筋膜同士がくっついていればいるほど、身体は適切に動かなくなってしまいます。
例えばゆで卵は殻と白身の間に薄い膜がありますよね。
膜が白身にくっついていればいるほど、キレイに殻が剥けなくてイライラするものです(笑)
反対に膜が白身にくっついていなければ、きれいにツルンと剥けますよね^^
ヒトの体も同じで、
膜や膜同士(皮膚や筋膜など)が中身(筋肉、筋線維)にくっついていなければ、
中身が自在に伸び縮みできるんですよ~
くっついてしまっている部分は皮膚を動かそうとしてもうまく動かなかったり、痛みを感じます。
筋膜リリースという方法は、筋膜同士がくっついてしまっているのを、
圧力をかけて動かすことで引きはがそうとする方法です。
めちゃくちゃ痛い部分は筋膜同士がくっついているんですね。
これ自体はもちろんトレーニング効果をだしたり、適切に身体を動かすためには重要ですが、
意外に忘れられてしまいがちなものが皮膚なんです。
手の甲の皮膚は簡単につまむことができますよね?!
皮膚は全身で一枚しかないので、身体のどこの皮膚をつまんでも手の甲と同じように
過剰な痛みなくつまめなければなりません。
痛い部分は皮膚や筋膜がくっついてしまっているので、筋肉が上手に動けなくなっています。
すると一見、身体は動いているようでも、
実はその中身は動いていないことがあるんです。
その動いていない部分が邪魔をしてしまうので、適切なフォームで運動ができなくなってしまいます。
当然、本来働くべき筋肉や関節が動かないので効果的な運動ではないんですね。
皮膚の状態をぜひ確認してみてください!
③身体のコントロールについて
そして多くの方が、『自分の思っているように身体を動かせていない』ことがかなり多いです。
一つ実験してみましょう!
イスに座った状態でもも上げをしてみてください。
脚が真っすぐ上がりましたか?
ヒザが外側を向いたり内側を向いて、ももが上がっていませんか?
おそらく無意識的にヒザが内や外を向いてしまった方が多いのではないかと思います。
でも、それは決してそうしようとしてヒザが内や外を向いたわけではないですよね。
このように、自分が行おうとした身体の動作と、実際に動いた身体には『差』があることがほとんどなんです。
だからこそ、注意深く身体の動きを操作しなければなりません。
なぜこのような『差』が起きるかというと、姿勢や重心の位置、柔軟性や筋力の左右差やバランス、皮膚や筋膜の状態など、
一つの原因だけでなく、実はいろいろな要素によって起きています。
先の例で言えば、ヒザをまっすぐ上げられる身体の状態なのかどうか、ということが非常に重要なポイントです。
身体の状態が整っていなかったり、
動作をコントロールしようとしなければ、運動の動作やフォームは崩れてしまい、効果的な運動はできません。
コントールしようとしているのか。
その結果、自分の思っているような動作ができているのかどうか。
安全で効果的に運動を行うための非常に重要なポイントです!!
④終わりに
いかがでしたか?
運動は正しく行えば誰にでも効果があるものです。
なかなか思ったように、運動効果を感じていない方は、ぜひ上記のポイントをチェックしてみてください。
身体がどんどん変わっていきますよ!
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