これまで運動・トレーニングに取り組んでいる方も、これから始めようという方でも、
『ストレッチ』という運動方法を一度は行ったことがあるのではないでしょうか。
ご自宅でも取り組め、特別な道具も使わない運動方法であるストレッチについて今回はご紹介します。
今回の記事では、見落とされがちなストレッチのポイントをご紹介しながら、
ストレッチを実施したほうがいい方はどのような方なのか、をお伝えしていきます。
適切に行えば、しっかりと身体の変化を感じることができます。
ぜひ今日からストレッチを始めてみてください!
①ストレッチの効果について
ストレッチの一番の効果は筋肉の柔軟性を高めることです!!
ヒトは筋肉というアクセル踏みながら、同時に筋肉のブレーキを弛めることで、身体を動かすことができます。
筋肉をストレッチをすると、このブレーキをの働きを調節できるようになるんですね。
すると関節を動かせる範囲が広がるので、例えば前屈や開脚が大きくできるようになっていきます。
また筋肉をストレッチし、その状態から身体をもとに戻すことで血液循環が良くなります。
むくみの改善やダイエットにストレッチがいい、というのは血液循環が良くなるからです。
血液が身体の隅々まで流れるということは、酸素や栄養も隅々まで届くということになります。
だから指先や脚先の冷えやむくみの予防・解消にもストレッチが効果的なんですね。
その他にも、肩こりや腰痛の予防・緩和、筋肉の張りやコリの解消も期待できます。
さらに賛否分かれていますが、
ストレッチで副交感神経の働きが高まり、自律神経系のバランスを整えたり、改善する効果もあるといわれています。
僕の個人的な感想では、ストレッチすると全身がリラックスできますし、気分がスッキリする感覚があったり、
寝る前に行えばスゥーっと眠りに入れるように感じますね。
ストレッチするときは呼吸をしっかり行うので、
僕が感じるそれらの効果が呼吸による自律神経系を整える効果なのか、
ストレッチそのものの効果なのかは不透明ですが・・・
もしかしたらそんな効果もある、ぐらいに思っていてくださいね。
②ストレッチ実施上の注意点やポイント
先ほども触れましたが、まず呼吸を止めないように気を付けましょう!
呼吸を止めると血圧が急上昇してしまうので、身体に負担をかけてしまいます。
また、息を吐くときに筋肉が弛むので、しっかり呼吸したほうがより筋肉が伸びますよ~。
呼吸を意識的にしっかりと行うようにしましょう!
そして、反動をつけないように気を付け、『筋肉が伸びている、つっぱてるなぁ~』と感じるところで、
その態勢を保持してください。
反動をつける方法もありますが、注意深く行わないと筋肉や関節を痛める危険性があり、
また筋肉が伸びずにかえって縮んでしまう場合もあります。
身体を痛めてしまったり、筋肉が十分にストレッチされなければ、
せっかくストレッチをしているのに非常にもったいないです。
安全で効果的にストレッチするように、反動はつけないで行ってみてください。
さらに忘れがちなポイントですが、どこの筋肉を伸ばすのか、ということも非常に重要です。
運動不足の解消や気分転換のためにストレッチを行うなら、気にしすぎなくても大丈夫ですが、
何かしら身体を変化させるためにストレッチに取り組む場合は注意してください。
伸ばしたほうがいい筋肉と、伸ばすべきではない筋肉があります。
個人個人の身体の状態や目的があるので一概には言えませんが、
例えば肩こりの解消のためにストレッチを行う場合は肩や首の筋肉を伸ばすと逆効果になることが多いです。
他にも腰痛の予防解消には腰の筋肉よりも太ももの筋肉をストレッチしたほうが効果的な場合もあります。
身体のどこの筋肉を伸ばすのか、なぜその筋肉を伸ばすのか、というストレッチの目的をぜひ明確にして実施してくださいね。
③こんな目的の方にストレッチはおススメ
先に書いたポイントに注意して行えばストレッチはとても簡単で、効果的な運動方法です。
個人的には誰にでも、ご高齢の方から子どもまで、本当に皆さんに取り組んでいただきたいですね。
でも『皆さんに取り組んでいただきたい』だと誰にも届かないでしょうから、
もう少し『皆さん』を具体的にしてみようと思います。
①デスクワークが多く、椅子に座っている時間が長い方
ストレッチは何と言っても簡単で、特別に何か道具を使わずともできるところが魅力の1つです。
さらにデスクワークの方は背中が丸まりがちで、姿勢の崩れや肩こり・腰痛を抱えている方が多いのではないかと思います。
的確にストレッチを行うと、姿勢の改善やコリの解消が期待できるのでおススメです!
デスクワークの合間に心身をリフレッシュする方法として、
布団に入る1~2時間前に身体の疲労を軽減する方法として実施するのはいかがでしょうか?
翌日からの身体の疲れや肩こり・腰痛がきっと軽減されますよ~
②運動を始めようと思っているけど、なかなか一歩踏み出せない方
健康のために運動を始めよう、と思っているけどなかなか始められない方にもストレッチはおススメです。
特に日常的に身体を動かす機会がほとんどなかった方だと、
筋肉が硬くなり、関節が動きにくくなっています。
その状態で激しい運動を急に始めてしまうと、身体を痛める原因になりかねません。
まずストレッチから始めて、筋肉や関節を柔らかくしておくとケガの危険性が下がりますし、
それから行う運動の効果が出やすくなります。
運動は継続的に行うことがやはり一番大切ですから、ケガなく運動を続けていく為にも
まずストレッチに取り組んでいくというのはグッドな選択だと思います。
③スポーツに取り組んでいる方
スポーツに取り組んでいる方は、そのスポーツ独自の動きが多いので、特定の筋肉が硬くなってしまいがちです。
それにより慢性的な痛みや疲労感が伴うこともあるので、身体のケアとしてストレッチはおススメです。
また関節の動かせる範囲が広がるので、スポーツのパフォーマンスも高まりますよ!
趣味や熱中できるものとしてスポーツに取り組んでいるので、
そのせいで身体を痛めてしまったり、スポーツ自体ができなくなってしまったら本当にもったいないです。
身体のケアも行いながら、これからもずっと楽しく取り組んでいってください。
④終わりに
ストレッチは適切に行えば、誰にでも安全で効果的に行える運動の一つです。
身体が硬くなってきた、コリを感じる、ちょっと体を動かしてみようかな、など感じたら、
まずはストレッチを始めてみてください。
身体はしっかり反応して、変化を感じられますよ~
ちょっとの積み重ねが身体を変化させていきます。
どんどん取り組んでみてくださいね!
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