南相馬市を中心に活動しております、
studio firmus主宰、スポーツトレーナーの山本です。
◎はじめましての方はよろしければこちらもご覧ください◎→始まりは一枚のパンフレット～トレーナー山本ができたわけ
☆よりトレーニング効果を引き出すために、重要視したい『感覚』について
トレーニングやストレッチをしているときに、ターゲットの筋肉が『疲れてくる感じ』『効いてる感じ』『延ばされてる感じ』ってありますか？
実はそれだけでなく、それと同じくらい重要な感覚があります。
それが『自分の身体をどのように動かしているのか』を感じ取る感覚です。
トレーニング指導時、僕が『○○さん、つま先が前を向くように脚をまっすぐ前に向けて床についてください。』などとトレーニングフォームを修正する声がけをすると、
クライアントの方から、『自分では真っすぐに脚を向けているつもりなんですけど・・・・』という返答をいただくことがよくあります。
これは、クライアントの方が自分で想像している身体の動きや身体の向きと実際に実施されている動作や向きが異なっているということの現れですね。
僕は運動やスポーツ、トレーニングで重要なことは『自分の想像通りに身体を動かせる』ことではないかと思います！
僕はサッカーをずっと行っていたので、思ったようにボールが蹴れない、とか
相手の動きに反応はできているけど脚が出ずについていけない、なんてことをよく経験していました。
ボールの中心を蹴っているつもりが、ボールの下の部分を蹴ってしまったり、
足の甲でボールを蹴ろうとしているのに、つま先に近い部分でボールを蹴ってしまったり・・
でも、練習を積んでいくことで、上手にボールを蹴れるように、身体のコントロールの仕方を段々と習得していきますよね。
それは脳や神経と筋肉の連携がスムーズになっていったり、バランス感覚が培われたりすることなど、
体感覚や運動覚と呼ばれる感覚が鋭くなっていくからです。
つまり反対に、この体感覚や運動覚が鋭い方ほど、上手に身体を動かすことができるんですね。
そして実はトレーニングやストレッチでも、この感覚が鋭い方ほど、適切にその運動の効果を引き出すことができます。
なぜなら、トレーニングフォームの細部に至るまでをコントロールすることができ、
ターゲットとなる筋肉に負荷をかけたり、関節を動かすことができるからです。
しかし、それにはそのトレーニングの継続はもちろん、関節をどのように動かそうとしているのか、
そして実際に関節はどう動かせたのか、ということを意識しつつ身体をコントロールしていくしかありません。
そうすることによって、フォームが安定し、より効果的なトレーニングが実施可能になっていくのです！
漠然と運動を行うよりも、体感覚や運動覚を敏感に感じとろうとしながら、トレーニングをしていくことが、
より効果的なトレーニングを行うためにはめちゃめちゃ重要ですよ！
より効率的に効果的な運動を実施したい、という方はトレーニング時の全身の感覚にもぜひ目を向けてみてください( ｀ー´)ノ
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