いつもお世話になっております。
南相馬市を中心に活動しております、
studio firmusの山本です。
◆体に左右差があることが当たり前です。
なぜなら、もともと人の体は左右対称ではないからです。
例えば内臓の位置です。
心臓は左側に、肝臓は右側に一つずつしかありません。
この時点で体は完全な左右対称ではなく、
したがって筋力に左右差があるのは当然なことといえます。
問題なのは、左右差があることではなくて、
『左右差が大きすぎること』『左右差があることに気づいていないこと』だと思います。
例えば、つまずいてしまって、とっさに手で体を支えようとしたとき。
必ずしも、安全に自分の体を支えられるほど、筋力の強い方の手が出せるとは限りません。
例えば、パソコン作業中に、同僚から声をかけられたとき。
右に振り向きますか?左に振り向きますか?
ご自身の向きやすい方向へ、振り向ければ問題ないと思いますが、
そんなこと考えずに、同僚の立ち位置などに合わせて、とっさに振り向くことと思います。
それで首を痛めてしまった、という方も実際にいらっしゃるのです。
いつでもどこでも、自分の動きをコントロールできる状況であるとは限りません。
だから、体の柔軟性や筋力の左右差を少なくしておくことが必要なのです!
それにはウォーキングや水泳などの有酸素運動だけでは無理。
ストレッチや筋力トレーニングなども組み合わせることで、
柔軟性や筋力の左右差は縮まっていきます。
有酸素運動しか行っていない方は、
ぜひストレッチや筋力トレーニングもご自身の運動に取り入れてみてくださいね。
山本