いつもお世話になっております。
南相馬市を中心に活動しております、
スポーツトレーナーの山本です。
■無意識の動きが姿勢をゆがめる
みなさん何気なく行ってしまう『癖』があるものですよね?
例えば、考え事をするときは目を閉じてしまう、とか、
グラスに入った飲み物を飲むと氷も食べる、
食事の時には必ずTVをつける、など無意識に行ってしまうものです。
実は体を動かすこと、動かすときにも同じように癖があります。
正座から立ち上がる時は必ず右脚を前に立ててから立ち上がる、や
手を伸ばして遠くにあるものを取る時は体を捻じって取る、などです。
この正座から片脚を立てて立ち上がる動作をもう少しこだわってみていくと・・
立ち上がる時は右脚で立ち上がりますか?
それとも左脚で立ち上がりますか?
その時立ち上がる足のどこに体重がかかってますか?
膝がしらはどこを向いてますか?
股関節を伸ばそうとしてますか?それとも膝を伸ばそうとしてますか?
反対の脚では床を蹴ってますか?
などなど、お一人お一人無意識で行っている決まった体の使い方、体を動かすときのルールがあると思います。
実は姿勢のバランスを崩していたり、関節や筋肉に痛みがある原因がその無意識に行っている体の使い方にあるのです。
でもそれは自分だけではなかなか気づきにくいもの。
なぜならそれは無意識に行っているものであり、自分にとっては普通で当たり前のことだからです。
自分の体を上手に使うからこそ、理想的な姿勢やスムーズに動く体を手にできます。
まずは自分の体の動きを注意深く行ってみましょう。
普段気づけない思わぬ体の癖が発見できるかもしれませんよ!!
山本