繰り返す肩こりにお悩みの方へ

こんにちは!studio firmusの山本です。

肩こりはもはや国民病・・・

肩こりを感じている日本人の割合はおおよそ74%にものぼるようです。

肩こりでお悩みの方に、少しでも力になれば、と今回の記事を作成しました。

もしよければご覧ください( `ー´)ノ

 

 

1,肩こりってどんな状態??

活動量の不足や柔軟性の低下などで血液の流れが滞ると、酸素や栄養が細胞に十分に届きません。

すると疲労物質が上手に処理されずに溜まってしまいます。

酸素や栄養が少ないと、筋肉は硬くこわばってしまう性質があるので、

それがさらなる血液の流れを阻害して・・と悪循環に陥ってしまうのです。

それが続いてしまうことで、筋肉のコリや張りが起きてしまいます。

この筋肉のコリや張りが、肩から首、背中にかけて起きている状態が一般的に肩こりと言われます。

どよ~ん、ず~ん、とした気怠さを感じている方もいらっしゃいますし、

腕や肩の動かしづらさを感じている方もいらっしゃいます。

もっと直接的に『痛み』を感じている方もいて、肩こりの感じ方は実は千差万別です。

 

また、中には頭痛や気持ち悪さを伴っている方もいらっしゃり、

肩こりが改善したら自然とそれらも感じなくなった、という方も多いことから、

単純な肩や首のけだるさにとどまらないのが肩こりの恐ろしいところですね。

 

 

2,肩こりを繰り返してしまう理由とは

先ほど触れたように、血液の流れが滞ってしまうことがコリを誘発していくので、

一番は血液の流れをスムーズにすることが必要です。

そのためにどのような方法を用いるのか、というのが重要なわけですが、

多くの方が『マッサージや整体で筋肉を弛める』『温める』といったことに注力しているように感じます。

もちろんマッサージされるのは気持ちいいですし、

筋肉を弛めることも重要なポイントではありますが、

一番の解決方法は『血液の流れが滞らないようにすること』です!

そうすれば肩こりの解消はもちろんですが、肩こりを起こさない、起こしにくい身体になれます。

 

ですが多くの方は自力で血液の流れを改善しようとせず、

外力(ほかの方にやってもらう、道具を使うなど)によって一時的に血液の流れを改善することしかしていないんですね。

つまり、外力によって受動的に血液の流れをよくしているであり、

自分の身体本来の『血液の流れがスムーズでない』状態は大きく変化していないので肩こりを繰り返してしまうのです。

「やってもらったその時はいいんだけど・・・」というのは、

言葉通りの意味で『マッサージをしてもらったから一時的に血液の流れがスムーズになった』だけなんですね。

 

 

3,肩甲骨を動かせばいい?!

さて肩こりの大きな原因が『周囲の筋肉への血流の不足』です。

だから肩や首周辺にあるそれらの筋肉を動かしてあげることが、肩こりの予防解消には必須になります。

 

そのための1つが『肩甲骨を動かしましょう』というものです。

しかし、これは正解でもあり、間違いでもあります

なぜなら肩や首周囲にある筋肉は肩甲骨を動かすための筋肉ばかりではないからです。

肩甲骨以外にも、背骨あばら骨鎖骨腕の骨など、肩や首・背中にはいろいろな骨を動かす筋肉があります。

つまり、肩甲骨以外にこれらの骨も適切に動かすことで、コリを感じている部分の血液の流れがスムーズになっていくのです!

 

そもそもは肩甲骨や鎖骨、背骨やあばら骨などが上手に協力して動くことで、

スムーズに動くことができます。

逆説的にはなりますが、そもそもそれらの骨が適切に動いていないから、

背中から首にかけての筋肉が働かず、血流が上手に流れないのでコリに発展してしまうのですね。

つまり肩を適切に動かせるようになることが一番の肩こりの予防解消法になるわけです!!

 

 

4、整理すると・・・

肩こりは背中や肩の筋肉へ、十分に血液が流れていない状態になっているから起こります。

その筋肉へ血液を十分に届けるには、肩甲骨だけではなく、

あばら骨・背骨・鎖骨・腕の骨などのいろいろな関節を適切に動かすことが必要です。

決して、『肩こり=マッサージ、温める、肩甲骨を動かす』だけではないということですね( `ー´)ノ

 

また、実は筋肉への血流の問題だけでもなく、

自律神経系や脳神経系など神経の問題や

食習慣による栄養摂取の問題なども深くかかわっています。

マッサージや運動だけでも肩こりが軽減されないこともたくさんありますので、

ご自身の生活習慣もしっかり見直してみてくださいね。

 

 

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