いつもお世話になっております。
南相馬市を中心に活動しております、
スポーツトレーナーの山本です。
■自分の体を守るための手段の一つがトレーニング
クライアントさんのお知り合いの方の話になりました。
どうやらその方は股関節に痛みを抱えていらっしゃるようです。
2カ月間、注射を打ったところ、股関節の痛みが劇的に改善されたとのことでした。
クライアントさんはお知り合いの方からその話を聞いた時、
『即効性があって痛みが消えるということは、その分体にとって良くない影響があったり、
またすぐ痛み出すんじゃないかな。』と思ったそうです。
なぜなら、お知り合いの方はそれ以降、再発を予防する・生活習慣を変える・運動する、というところへは
考えがいたっていないから、とのことでした。
もちろん、痛みをコントロールしたり、場合によって注射や薬で対応することは必要だと思います。
ですが、僕はそれだけではダメだと思っています。
もちろんそのお知り合いの方を存じ上げているわけではないので、詳しいことはわかりませんが・・
股関節に痛みがあるなら、痛みがでる理由があるはずなんです。
その理由を探して、改善・解消しない限りはまた股関節の痛みを繰り返すのではないか、と思います。
それが筋力不足なのか、柔軟性不足なのか、股関節周辺の筋肉が協調していないのか、
それによって行うべきことがあるのではないでしょうか。
クライアントさんのお知り合いの方のケースに限らず、
注射や薬でコントロールするだけでなく、どうしたら注射や薬を減らす、使わなくても良くなるか。
それはやはり自分自身で生活習慣を変えたり、運動するしかないと思います。
生活習慣を変えたり、運動することは大変だったり、きつかったり、しんどいもの。
でもその先に、自分の体が疲れないで動ける、健康であり続けられる、
だから長期旅行にも行けるし、おいしいものを我慢せず食べることができる。
といったことが待っていると思います。
運動・トレーニングそのものは目的ではなく、あくまで手段。
手段としての運動・トレーニングを一人でも多くの方へお伝えできるよう頑張らないと、と
改めて考えさせられた出来事でした。
山本
クライアントさんのように