就職内定と選択~トレーナー山本ができたわけ(7)

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恩師から頂いた言葉のおかげで、自分のやるべきことが

 

 

『トレーニングを通じて、相手の可能性を広げるためのサポート』と明確にできました。

 

それならばトレーニング指導の経験をとにかく積もうと、

 

 

フィットネスクラブ・スポーツクラブへと就職活動の矛先を向けます。

 

 

関東へも脚を運び、様々なクラブを見学・体験させていただきました。

 

 

その中で『ここだ!!』と思ったフィットネスクラブが、

 

 

当時フィットネスクラブ業界でNO1の成長率を誇っていたクラブです。

 

 

そのクラブはトレーナーにも様々なルールを設定していて、

 

 

・トレーナーは週に4回以上トレーニングを実践すること

 

 

・トレーナーは当然禁煙を遵守

 

 

・社内研修の充実

 

 

・クラブ内も筋トレの器具が充実していること

 

 

などの理由から、『ここで経験を詰めればもっとトレーナーとして成長できる!!』と確信しました。

 

 

そして念願かない、無事に内定を頂けたんです。

 

 

めちゃめちゃ嬉しかったですね。しかし・・・

 

 

あと数ヶ月で卒業というところで、まさかの内定取り消しになりました。

 

 

今だから分かりますが、この時はリーマンショックの前年で、しかも内定をいただいていた企業は外資系だったんです。

 

 

当時は真っ青ですよ。

 

とにかく就職しなきゃいけないけど、就職先なんてもう時期的に募集しているところがほとんどありません。

 

 

何とか募集があるところを見学させていただいても、

 

 

自分が思うような企業ではなかったりして、何にも決まらないまま冬を迎えてしまいました。

 

 

なぜすぐに次の就職先を決めなかったかというと、

 

 

就職で後悔したくなかったんです

 

 

自分のやりたいことがちゃんと決まったんだから

 

 

やりたいことができない状況にはしたくない、そう思ってました。

 

 

こうして振り返ってみても、やっぱり頑固ですね(笑)

 

 

自分のやりたいこと以外は目に入っていないというか・・汗

 

 

当時は自分の知識やスキルがどうやったら高められるのか、ということを

 

 

いつでも考えていたように思います。

 

 

今思うと、とにかく就職しなきゃ、と焦りすぎてしまわなくてよかったです。

 

 

自分のやりたいことや学びたいことが何なのか、就職した先に何が得られるのか

 

 

しっかり考えることができたから、今の自分があると思うんですね。

 

 

さらにこの時の選択があったから、僕のトレーナー人生にすごく影響を与えてくださった方

 

 

出会うことができたんだと思います。

 

 

長くなってしまったので、続きはまた改めます(笑)

 

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就職活動と恩師の言葉~トレーナー山本ができたわけ(6)

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専門学校の授業や、実習などとても充実した毎日を過ごしていた僕ですが、

 

 

学生である以上、就職活動を行う時期が来ました。

 

 

今でこそ以前よりも『トレーナー』という職業が知られてきましたが、

 

 

実は、当時トレーナーとしての就職口というものはほとんど存在しませんでした

 

 

今考えると当然ですが、常に勝利を求められるスポーツ業界において、

 

 

何の経験もない新卒のトレーナーなんて、

 

 

チームにとっても選手にとっても不安でしかないですもんね(汗)

 

 

そんなわけで、いわゆるチームスポーツのトレーナーという働き方はあまりなく、

 

 

接骨院などの先生がチームに帯同していることがほとんどでした。

 

 

トレーナーの派遣会社というものもなく、僕が通っていた専門学校の先輩方も

 

 

多くはスポーツクラブでのインストラクターとしてか、

 

 

トレーナー活動もしている接骨院や整骨院などへの就職でした。

 

 

専門学校への入学当初は全くそんなこと知りませんでしたから、本当に勢いって大事ですね(笑)

 

 

就職活動を行う僕はやはり上記の2つに焦点を当て、今後のことを考えていきます。

 

 

トレーナー活動にすごくやりがいを見出していた時期なので、

 

 

接骨院などへ就職し競技スポーツへのトレーナー活動を続けるか。

 

 

スポーツクラブへ就職し、健康増進やダイエットに関するトレーニング指導を行っていくか。

 

 

実は僕の中で、『トレーナー』っていうと、チームスポーツや競技スポーツに

 

 

携わっているイメージがものすごく強かったんです。

 

 

反対に、スポーツクラブのインストラクターの方はあまりトレーナーというイメージがなかったんですね・・

 

 

今はもうそんなことはないのですが、そんな固定観念を持っていたこともあり、

 

 

スポーツクラブに就職したらトレーナーじゃないんじゃないか、みたいなことをすごく思っていたんです。

 

 

でも一方で、接骨院などへ就職したとしても、『柔道整復師』の国家資格を持っているわけではないので、

 

 

就職後にできることは少ないとわかっていました。

 

 

就職活動はしなきゃいけない、でも自分が進むべき方向が全く分からない・・

 

 

周りの友達はもう就職活動へ向けて動き始めているのに、自分は始められていない。

 

 

そんな状況に焦りだけが先行してました。

 

そんな時に、実習で非常にお世話になっている恩師から、

 

 

「どっちに行ったとしてもお前のやることは変わらない。

 

 

トレーニングを通じて、相手の可能性を少しでも広げてあげることがお前の仕事だ!」と一喝されました。

 

がつーん、ときました!!(笑)

 

 

肩書だったり、自分が周囲からどう見られるか、を気にしすぎていて、

 

 

自分がやりたいことや、やるべきことの本質が見えていなかったんです。

 

 

その言葉をいただいた時に、『何に悩んでたんだろう(笑)』と気持ちがすごく落ち着いたことを覚えています。

 

 

どっちを選んだって、自分がやることは変わらない!』そう思えたんです。

 

 

それならば、自分が少しでもできることを役立てたいと思い、スポーツクラブへ就職し、

 

 

トレーニング指導の経験を積むことを決めます。

 

 

あの時の恩師からの言葉が今でも心の奥に残っています。

 

 

どんな形をとったとしても、相手の方の可能性を広げるサポートをする

 

 

それが僕のトレーナーとしての仕事です。

 

 

あの時の恩師の言葉がなければ、今の自分はきっと存在していないですね。

 

 

僕は本当に周囲の方に助けてもらってここまで来たんだなぁ、と実感しています。

 

 

これまで周囲の方に助けていただいてきたからこそ、

 

 

これからは周囲の方を助けてあげられるような大きい人間になりたいです。

 

 

そのためにも研鑚を積むしかないですね。

 

 

これからも少しずつでもいいから歩みを止めることなく進んでいきたいものです。

 

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今の指導スタイルの原点~トレーナー山本ができたわけ(5)

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前回ブログに書かせていただいたように、実習を通じて、学校の授業とはまた違う

 

 

トレーナーとしての経験を積んでいきました。

 

 

その中で今の僕の指導スタイルの根底にある考えができていきます。

 

 

それが『選手のパフォーマンスを上げるだけじゃなく、下げないようにすること』です。

 

 

トレーニングを通じて選手のパフォーマンスをあげるためのサポートをすること。

 

 

そして、ケガなどで試合や練習に参加できない選手を少しでも早くチームに戻すこと。

 

 

これら2つがトレーナーの大きな役割だと思っていました。

 

 

しかし、それだけではなく、『選手がいつでも最高のパフォーマンスを発揮できる体の状態に整えること』

 

 

トレーナーの重大な役割だと感じ、そのために何をするのかがめちゃくちゃ大切だと知ります。

 

選手たちは試合に出て活躍したい、そのために日頃から練習に取り組んでいます。

 

 

つまり、自分から『試合や練習に参加できない』なんてことはほとんど言いません。

 

 

例えば、体のどこかが痛かったり、違和感があったとしても、それを外れるための理由とは思いませんし、

 

 

思ったとしても『まだ大丈夫・・!』と言い出しません。

 

 

でも痛みや違和感を感じている時点で、本来のパフォーマンスを発揮することはできませんよね

 

 

さらにそれをごまかしてしまうことで、もっともっとひどい痛みに変わってしまい、

 

 

結果としてプレー続行ができない状態になることだってあります。

 

 

自分がプレーしていたことを振り返ってみてももそうでした(笑)

 

 

試合や練習に参加できないと、『レギュラーから外れるんじゃないか』と不安でしたし、

 

 

多少の痛みや違和感ならばれないように装ってましたね。

 

 

実際はバレバレだったかもしれませんが・・(笑)

 

 

でもトレーナーとしては、選手が慢性的な痛みや疲労を感じる前に、それをどう防ぐのか、

 

 

いかにケガをさせないようにするか、それがすごく大切だと感じました。

 

 

選手が疲労骨折で、チームの練習から長期にわたって離脱しなければならなくなった時の

 

 

申し訳なく思っているような、悔しさをにじませているような、複雑な表情を見ました。

 

 

その時に、僕自身がケガによって、チームメイトと同じ時間を過ごせなくなり、

 

 

自分の居場所がなくなったようで、すごく虚しく感じたことが思い返されたのを覚えています。

 

その時に、まずは痛みや違和感を感じないで動ける体の状態に整え、ケガや障害を起きないようにすること

 

 

それがいかに重要かを、身に染みて実感させれました。

 

 

そして、現場で学んだこの考え方が、今のトレーナー活動にもつながっています。

 

 

肩こりや腰痛があったり、疲れがたまっている状態は、決して健康とはいわないと思います。

 

 

そんな状態では、ご自身が心からやりたいことができないと思うからです。

 

 

例えば、家庭を大切にしたいから休日は家族サービスをする、と決めていても

 

 

休日は仕事の疲れをとるために寝てばかりになってしまう・・

 

 

例えば、観光地を回ることが好きだから旅行をもっとしたい、と思っていても、

 

 

腰が痛いから長時間の移動は無理・・

 

 

まずは体が健康でなければ、自分が思い描いていることの実現って、できないのではないでしょうか?

 

僕が、今このように考えながらトレーニング活動を行っている原点は、

 

 

まず間違いなくこの時に培われたと思っています。

 

 

本当にこの学生時代は学ぶことが多かったです。

 

 

はじめは『トレーナーって何となくかっこいいし、スポーツ業界に入れたらいいな』から

 

 

『トレーナーっていう職業はすごい、なりたい』と変化していきましたからね。

 

 

でもその一方でトレーナー業界の現実も少しずつ見えてきます。

 

 

それはまた次回に書かせていただきますね。

 

 

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