いつもお世話になっております。
南相馬市を中心に活動しております、
studio firmusの山本です。
◎1つ前のブログはこちらからご覧ください◎→様々な指導現場での難しさと、指導の共通事項と感じたこと~トレーナー山本ができたわけ(22)
いろいろな指導現場を経験させていただいたいたところ、お世話になっている先生からお話をいただきました。
それが『専門学校の講師をやってみないか』というもの。
しかも、僕の母校だったんです(笑)
お話をいただいた時は、「マジか・・?!」と思いました。
なぜならこの時、専門学校を卒業してからすごく時間がたっていたわけでもなかったんです。
自分が、この業界に期待をもって入学してくるであろう学生たちに
トレーナーとしての十分な専門知識を伝えることに自信がありませんでした。
僕自身がまだまだ勉強中でしたし、
当時お世話になっていた先生方と一緒になって、学生を指導するイメージができなかったんですね。
『専門学校の先生』ってすごく実績のある方が担うもので、
僕はそんな実績なんて全くありませんでしたから・・
でもここでふと、『学生のために何かできるのかな~』から始まり『そういえば学校で何を教わってきたんだろ~』
『何で自分はトレーナーを続けれるのかな~』と頭の中で考えが巡っていきました。
そんなことを考えていたある日、突然思ったんです!
僕は本当に人のご縁でトレーナーを続けられてきたんだ、と。
トレーナーとしての知識やスキルだけではなく、トレーナーとしての在り方や、
トレーナーとしてのできることとできないこと。
トレーナーの限界、トレーナーとしての思考などを一緒に考えてくださる方々と出会えることができたんです。
そんなみなさんに支えていただきながら進んでこれたと実感しました。
そして、『僕がこれまで教わってきたこと』を自分の体験や経験を交えながら伝えることならできるかもしれない、と思ったんです!
そしてそれならほかの先生方にできなくても、卒業生として紆余曲折している最中である僕だからこそ
より実感を込めて伝えられるのではないかと考えました。
学生が思い描いているトレーナー像と実際のトレーナー像にギャップを感じた時。
就職やその先の進路に迷った時、それを学生と一緒に考えられる先生でいたいと思いました。
僕がそう考え始めたのには実は理由があります。
当時、僕が専門学校を卒業してから二年余りで、この職業を続けている同級生はほとんどいなかったんです。
それにはもちろん様々なやむを得ない事情もあったと思います。
だけど、同じ時を過ごした仲間が、自分の夢を諦めていく姿に寂しさを感じていました。
せっかくトレーナーという仕事に興味を持った学生たちが、本人の満足のいくところまで
この仕事を続けるための手助けができたら・・
そんな思いから、専門学校の講師の仕事をお受けすることにしました。
今でも、当時の生徒たちに何かを伝えられたかはわかりません。
でも、今でも生徒たちの事を応援してます。
もしこれからも彼らが困っていることがあれば、一緒に悩み、考えることのできる存在であり続けたいです。
そのためにもまず、じぶんがしっかりしないと、ですね(笑)
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